天使と悪魔?

先日、社内で報道の在り方について話題になりました。

別にジャーナリズムに目覚めたわけではありませんが(笑)。

 

話題となったのは、とあるニュース番組で報道された東京都内の飲食店の様子。都のアルコール自粛や時短営業の要請を遵守している店舗がある一方で、深夜にアルコール提供をしている店舗もあることを伝える際、「一方で、要請を守らない飲食店も」とナレーションがありました。

 

「・・・・?」少し違和感。

 

ナレーションが間違っているわけではありません。都の要請を守る店舗、守らない店舗様々である、ということも分かります。気になったのは言葉の選択。「要請を守らない」との表現は、「要請を守らない悪い店舗」という印象を受けます。この報道にはそんな悪意に近いものを感じました。「独自の判断で営業する店舗」や「様々な対応をしている」など他の表現はできたはずなのですから。

 

何かを悪者に仕立て上げ、それをみんなで袋叩きにする・・・最近そんな風潮が強い気がします。SNS然り、ワイドショー然り。その根底にあるのは、ひょっとしたら今回のような「善と悪」という構図の報道も一因なのかもしれません。